よくある質問

金沢大学整形外科の特色を教えてください。
本当に明るい医局に元気な医局員が集まり、より良い運動器の診断・治療を求めて日々診療、研究しています。腫瘍、脊椎、関節、スポーツ、手外科、足外科、リハビリといった、あらゆる領域の専門家が在籍し、優れた診療と研究を発信しています。
大学病院や関連施設ではどのような種類の手術を行っていますか?
大学病院では、先進的な治療、高度な技術を要する手術を多く扱っています。関連病院では、外傷を中心に施設に応じて専門性の高い手術を行っています。北陸各県の基幹病院や年間1000件以上の施設を数多く有していますので、十分な経験を積むことができます。
大学病院には、どれくらいの整形外科の先生が在籍していますか?
教授をはじめ助教以上のスタッフが17人、大学院生が19人、初期・後期研修医が6人前後在籍し、常時約40人規模で診療、研究、教育を行っています。
どれくらいの医師が大学院に進学しますか?
学年によって異なりますが、近年は80~90%です。大学院の進学率は、金沢大学卒の先生、他大学卒の先生に違いはありません。
おおよそ、どのようなスケジュールで動きますか?

一例として、脊椎グループのスケジュールを提示します。

曜日 午前 午後
月曜日 手術 手術
火曜日 カンファレンス、外来 病棟
水曜日 手術 手術
木曜日 カンファレンス、外来 病棟
金曜日 手術 手術、科長回診、カンファレンス
土曜日 休日(必要に応じて病棟回診) 休日
日曜日 休日(必要に応じて病棟回診) 休日
当直のシステムについて知りたいです。
研修医を含め、現在、当直はありません。整形外科はオンコール体制になっており、急患に応じて出勤することがあります。
いつから、手術の執刀ができますか?
始めは上級医の指導を受けながら手術を行うことになりますが、基本的な骨折、外傷等の手術治療であれば1年目から執刀は可能です。また新たな専門医制度が始まりますと、専攻医としての3年9ヶ月の間に80例以上の執刀経験が必要となります。
病院見学はどのようにしたら良いですか?
いつでも金沢大学の医局事務、または医局長までご連絡ください。
<研修見学を希望される方>
女性医師は整形外科に入局していますか?
近年は1-2年に1人程度入局しており、皆さんそれぞれの分野で活躍されています。<女性医師紹介ページ>
女性医師の入局は大歓迎で、今後も増えていくと思います。是非、金沢大学整形外科で活躍してください!
海外留学や国内留学に興味があるのですが。

金沢大学整形外科では、医局に在籍する若手医師の海外留学や短期研修を積極的に奨励しています。米国をはじめ、スウェーデンやイタリア、オーストラリア、チェコ、ロシアなどへ海外留学を経験しています。
<海外留学便り>

国内他施設への人材派遣、研修や短期留学も積極的に行っており、最近の実績として、京都府立、名古屋市立、国立がんセンター、日赤医療センター、徳島大学、和歌山医大、奈良県立医大、東京慈恵医大などがあります。

夏休みはありますか?
年次休暇として1週間休みがあります。どの期間に休暇をとっても構いません。規定の研究業績が達成できたら追加で1週間休みをとることができます。金沢大学整形外科は海外や国内の学会でとても活躍していますが、学会出張や研究に関連した出張はもちろん休暇とは別に行くことができます。
大学病院の給料は低いと聞きますが・・・
金沢大学整形外科は近隣に多くの関連施設を有し、大学からの給料に加え外勤先からの給料を合わせると、問題ない収入となっています。おそらく診療科別でも待遇は良いと思います。また個人の状況に応じて、外勤時間や収入の調整が可能ですので、詳しくは医局長までお問い合わせください。
整形外科は体力が必要(足持ち?)と聞きますが、大丈夫でしょうか?
まったく心配する必要はありません。整形外科は手外科など座ってする手術も多く、体力に自信がない先生でも問題なく活躍できます。サブスペシャリティーが多いので、自分にあった専門が必ず見つかります。
金沢大学出身、他大学出身の割合や待遇に関して差がありますか?
過去10年の実績で、入局者数78人中、他大学出身の先生は44人、56%です。半数以上が他大学出身者です。また整形外科関連施設のローテーションや大学院進学、大学内スタッフや関連施設の就職に関しての待遇に差は全くありません。
どのような関連病院がありますか?
北陸3県の基幹病院の大部分は金沢大学の関連病院です<関連施設紹介ページ>。各県と代表する大型病院からこども病院、整形外科専門病院まで様々です。医師を派遣している関連施設は62施設あり、北陸3県にとどまらず東京都、神奈川県、新潟県、愛知県、滋賀県、京都府にも存在します。
将来開業はしやすいですか?
超高齢化社会を迎えている日本では、整形外科は患者さんの数は他の診療科と比べるとはるかに多く、将来の開業もしやすいと思います。現在でも、毎年2~3人程度の先生が新規開業され、地域で活躍しています。