ごあいさつ

金沢大学整形外科 教授
土屋 弘行 Hiroyuki TSUCHIYA

 金沢大学整形外科同門会の皆様におかれましては、平素より我が教室に絶大なるご支援を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

年次報告
 恒例の昨年1年間の主な教室業績をご報告します。2021年9月にサンディエゴで行われた米国整形外科学会(AAOS)の発表題数は11 題(実際には20 演題以上が採用されていましたが、コロナ禍で訪米ができずに止む無く演題を取り下げました)。ちなみに今年(2022年)は、シカゴ開催で過去最高の34演題が採用されました。私も2年半ぶりに海外の学会へ出席しました。JOAの3学会を合わせて68演題、国際学会発表演題総数が48題(例年の半分です)、医学博士取得者が8人、科学研究費の獲得が31件、受賞および研究費獲得が34件、英語論文発表が80編でした。昨年と比較しまして、科学研究費の伸びはすさまじく、英語論文数が微減です。過去3年間あるいは過去5年間に発表された英語論文数は、講座単位では全ての学部を含む金沢大学全体でトップでした。当該領域でtop10%のジャーナルに掲載されている比率は29%となりダントツで学内トップです。継続は力なり、そして前進していきたいと思います。引き続き、ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

久しぶりのAAOS参加(イリノイ州シカゴ)
  3月22日から26日までシカゴで開催されたAAOS年次集会に参加してきました。 AAOSは現地のみの通常開催でした。今年から海外学会の参加を復活するという志を立てましたので、附属病院と大学の制限を遵守のもと、勇気を出して渡米してきました。AAOSでの発表をキャンセルすると、翌年以降は演題が採用されないというペナルティがあるので、口演の発表は必ずしなければなりません。ポスターは、学会に印刷展示の依頼が可能でした。実際には、口演者全員が渡航できるわけではありませんので、各グループ内で、一人が2つの演題を発表するという作戦で行きました。同じ研究グループとはいえ、他人の演題を発表するのはかなりのストレスだったと思いますが、皆さんよくやってくれました。質問も結構来ましたし、それに対応できるのがすごい。旧知の仲である米国のドクターたちからは、よく来てくれたと感謝されたのも印象的でした。あと、吃驚したのはフロリダのドクターが、液体窒素処理骨移植(有茎凍結)による再建をやったので見てくれと近寄ってきて、いくつかの質問を受けました。AAOSで会場内を歩いていると、毎回いつも声をかけられしょっちゅう捕まるのは嬉しい限りです。
 ここで、海外の渡航や学会参加がコロナ以前とどのように違うのかについて述べてみたいと思います。まず日本出国に際し、出発前日あるいは当日にPCR検査を受けて陰性証明書を提出することが義務付けられています。これがないと飛行機に搭乗できませんし、アメリカへの入国も拒否されます。この陰性証明書とワクチンの2回接種歴があれば、アメリカの入国は全く問題ありません。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の宣誓書や個人情報の用紙記入がありましたが、ノーチェックでした。さて、空港内ではマスク着用が義務化され、全ての人がマスクをしていました。そして、タクシー乗り場では、約半数くらいの人がマスクを着用し、タクシーの運転手はマスクを着用していました。しかし、日本では随所に消毒用のアルコールが置いてありますが、全くありませんでした。ホテルに着きますと、ベルボーイはマスクをしていましたが、ロビーへ入りますと、たくさんの人がいて、宿泊客や従業員、誰もマスクをしていませんでした。すごく違和感を感じつつチェックインして、部屋へ行きました。やはり感染対策の意識は乏しく、全くの平時仕様で、消毒用のアルコールは設置されていませんので、持参したものを常時身につけて、手指の消毒を行っていました。街を歩いていますと、やはりほぼ98〜99%の人は、マスク無しでした。日本人ほどの潔癖さはないのだろうと思いました。AAOSの会場に入るには、ワクチンの接種証明(2回以上)が必要で、学会からは事前に会場ではマスクを着用するように注意喚起のメールが来ていたにもかかわらず、ほとんどの参加者はマスク無しでした。知り合いのアメリカ人ドクターに聞いてみると、ワクチンしてるし、単なる風邪だからいんじゃないのという感じです。コロナに対する意識や認識が完全に変化してきたと感じました。しかし、例年の参加者数に比して、まだ約半分くらいという感じでした。恒例の機械展示は、いつもどおりでやはり派手さが目立っていました。夕方になると、ワインのサーブもあったりして普段通りの感覚でしたが、フードステーションは人影もまばらで活気は乏しい状態でした。あとは、海外からの参加者のために、学会会場でPCR検査を行っていました。帰国に際して、陰性証明書が必要な国があるからです。ただ、学会期間中にアラートメールが流れて来ますが、「コロナ陽性者が出ているので各自注意を!」ときました。実際には、黙々と手洗い、消毒、うがいなどをするくらいでしたでしょうか。アメリカ人が何かやってるような気はしませんでした。アメリカは既にコロナ前の日常をほぼ取り戻していると実感しました。
 夕食に行ったレストランは、全く普段どおりで、一つのテーブルには5人以内、なるべく隙間を開けてマスクをして座っている我々は、周りには異様に見えたかもしれません。無事学会が終了し、日本へ帰国というときには、搭乗72時間以内のコロナ陰性証明書が必要となります。事前にシカゴの病院を予約し、皆で検査を受け、全員が陰性で安堵しました。日本到着後は、パスポートコントロール通過前にPCR 検査を受ける必要があります。ワクチン3回接種かつPCR陰性であればその場で開放されます。問診を受けPCRの検査結果が出るまで、約2時間かかりました。ほとんど立ちっぱなしだったので疲れました。この点は改善してほしいと思います。しばらくはこのようなシステムで、海外渡航を管理するのだろうと思いますが、効率よくやっていただきたいと思います。羽田空港はそれなりに混雑して活気がありましたが、成田空港はし〜んと静まり返っていました。コンビニとハンバーガーショップ以外は閉まっていましたし、とにかくひと気が殆どありませんでした。誰も並んでいない出国審査は初めてですし、航空会社のラウンジも最初は我々しかいませんでした。アテンダントも気を使ってどんどん飲み物を勧めてくれるのですが、限界がありますので4〜5杯で止めときました。搭乗前から出来上がってしまいました。早くコロナからの回復をして経済を復興させないと非常にまずいと思いましたが、これは現場に来て初めてわかることだと感じた次第です。5月第2週にはタイへの出張もありましたが、アメリカ以上に入国が緩和されています。

日本が目を覚ます時が来た!ー絶好のチャンス
 世界はロシアのウクライナ侵略で、大変なことになっています。1994年ブタペスト覚書で世界第3位の核保有国ウクライナは核を手放し大規模軍縮、専守防衛となり、その結果が2014年のクリミア併合、今回の事態となったわけです。日本はウクライナと同じような状況にあり、多くの日本人が今回の出来事で覚醒したのではないかと思います。ロシアのウクライナ侵略でよく分かったことは、「自国は自分達で守る」という強い意志が如何に大事か。その姿を見せたからこそ世界がウクライナを支援している。日本も日米安保条約があるから大丈夫ではなく、国民が自衛隊とともに戦う意志を示さなければ、米軍は決して支援してくれないと思います。少なくとも、国連はインチキである、憲法9条で国は守れない、核抑止力は国防上極めて有用である、ということが判明しました。要するに、憲法9条信者が戦後70年以上を費やして作ってきた『平和』が、ウクライナ危機で全て『虚構』だとバレたので、必死に隠そうとしているのが見え見えです。憲法で平和は護れないし、『核を持たない者』は『核を持つ者』から脅される。非核三原則(五原則)など敵を利するだけで、何の役にも立たないのがバレてしまったわけです。G7主要7カ国の中で、どう見ても一番弱いのは集団安保体制のとれない日本です(憲法9条のせいです)。ロシア、中国、北朝鮮の餌食にならないようにせねばなりません。NATO加盟でロシアが指一本触れられなくなったバルト三国とウクライナとの明暗は、平和を守る抑止力たる「集団安保」でした。織田邦男元空将は、「専守防衛は主導権が敵にあるため、常に初動が遅れる。しかも国土に攻め込まれてから立ち上がるため、国民に甚大な被害が出る」。よって「ロシアには勝利はあっても降伏はなく、ウクライナにはロシアの撤退はあっても勝利はなく、降伏はあっても戦勝はない。それが専守防衛」と言っています。
 憲法の前文に、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあります。しかし、日本の周りの国々はどうでしょうか?ロシアは日本の北方領土で軍事演習をして北海道はロシアのものとほざき、北朝鮮は本土方向にミサイルを撃ち、中国は尖閣で日本漁船を追い回し空母まで出して演習をする、韓国は竹島を実効支配しています。これでは、日本人は世界からアホかいなと思われます。高市早苗議員も危機感を顕にしています。国連安保理で拒否権を持つ国が「外交」を支配し、核兵器を持つ国が「軍事」を支配し、資源を持つ国が「経済」を支配するという厳しい現実に直面しています。全てを持つロシアと中国が、いずれも持たない日本の隣国です。国連改革は絶対に必要ですと言っています。竹田恒泰氏が面白いことを言っています。ロシアと中国が安保理で拒否権を持っているということは、暴力団対策の法案を通すのに山口組と稲川会が拒否権を持って国会に参加するようなもの。国連は死んだも同然。いっそのこともう国連は廃止した方が良いのではないかと。
 元ロシア大統領メドヴェージェフが馬脚を現しました。「北方領土に関して、日本人と永遠に妥協点を見つけられないのは最初からわかりきっていたこと。交渉はずっと儀式的なものに過ぎなかった」 儀式的なもののために日本は3000億円を払ってしまった。最初から詐欺目的だったとロシア政府関係者が認めたわけですが、これを聞いて日本の政治家はどう思っているのでしょうか?国会でこれが取り上げられて議論されたのでしょうか。現在早急にやらねばならないことは、憲法改正、スパイ防止法、抑止力強化、自公連立解消、AUKUSへの参加などでしょうか。まず自国を強くしてからでないと何事も始まらないと考えます。サンフランシスコ講和条約発効70周年を迎えても、未だ自前の憲法も、日本軍も、国家情報機関も取り戻せていません。そのために国の守りを米国に依存したままです。本当に米国は日本を守ってくれるのか?国際情勢がどう変わろうとも国家、国民を守るためには国家の自立が緊急の課題です。日本が核廃絶を訴えたから、ロシア、中国、北朝鮮などが核兵器を放棄するなどあり得ません。「唯一の被爆国だからこそ核抑止力を持つ資格がある」が論理的思考なのに、逆に日本だけは核を持ってはならないと言う人はおかしくないでしょうか。しかも、まずは外交でと言われますが、軍事力がバックにない外交は実質的な力はありません。共産党の志位委員長は「プーチンのようなリーダーが出てきても侵略されないために憲法9条がある」、林芳正外相は「日本の領土が侵略されたら米軍があらゆる能力で守ってくれる」、岸田総理は「日米同盟で今後も国民の命や暮らしを守れると信じております」と言うが、あまりにも危機感がないと思いませんか。憲法9条を改正したら誰が困るのか?日本は独立国として正常化するだけです。これが日本の危機だと感じます。ご存知の方もおいでると思いますが、戦後、GHQはWar Guilt Information Program (WGIF)で、日本人の誇りと愛国心をズタズタにし、二度と米国に刃向かえないようにと政策をたてました。8000を超える本などが焚書となりました。真実の歴史がGHQにより葬り去られました。そして、戦争の罪悪感と自虐史観を日本人に植え付けることに見事に成功し、それが今も続いています。
 しかし、焚書とされていた本や報告書が次々と出てきています。『日米開戦日本陸軍の勝算―「秋丸機関」の最終報告書』を著した林千勝氏は、大東亜戦争開戦前、上層部の誰もが米国との戦いは避け、西進を優先するという勝利の方程式を草案していたにもかかわらず、軍令部総長の永野修身と連合艦隊司令長官山本五十六は真珠湾を攻撃し、敗戦への道へまっしぐらに進んだといいます。これも、その存在を消されていた陸軍省戦争経済研究班が作成した「英米合作経済力調査(其一)」が歴史の証明書として出てきたからです。イギリス首相であったチャーチルや米国陸軍長官スティムソンらが、日本が定石通りにやっていれば、日本軍は第二次世界大戦で勝利していただろうと回顧しているという事実があります。天皇陛下は米国との開戦は望んでおらず、日本としてもミッドウェーやガダルカナルへの戦線の拡大はありえない、ましてやハワイへの攻撃などはもってのほかと考えていたにもかかわらず、何故、真珠湾攻撃が行われたのか謎が残っています。A級戦犯として囚われた永野修身は、敗戦につながる真珠湾攻撃の理由を巣鴨プリズンで尋問されましたが、その時は特別な理由はないと返答しています。このこともいずれ明らかになるでしょう。

 ここで、憲法9条について考えてみました。戦争放棄や国軍を持たない、緊急事態への対応がないなど、一般国民からしても常識的には考えられない条項です。雑誌「正論」の元編集長の上島嘉郎氏による素晴らしい講義がありました。紹介したいと思います。
Q:9条のおかげで戦後日本は平和ですか?
 • 9条があるのに、韓国が竹島を占領
 • 9条があるのに、中国が尖閣諸島で砲艦外交
 • 9条があるのに、ロシアが領空侵犯
 • 9条があるのに、北朝鮮が日本人を拉致
 • 9条があるのに、日本船が海賊の餌食に
 • 9条があるのに、中国爆撃機が宮古海を飛行
 • 9条があるのに、中国武装戦が長崎県領海侵入
 • 9条があるのに、中国武装戦が青森県領海侵入
 • 9条があるのに、北朝鮮がミサイル恫喝
 この事実を知って我々は何を思うのでしょうか?上島氏曰く、日本が「平和憲法」などと言っている間、世界からみた日本は既に立派な戦争参加国なのです。その証拠に、日本は宣戦布告もされています。自衛隊も市民も攻撃され殺されています。アメリカの敵は自動的に日本の敵にもなるのです。ですが、こんな状況でもやはり日本は自衛の為の武器も持たず、壊れたように「平和憲法」しか言わないので、アメリカに高額な「みかじめ料」を払い続け、強制的に戦地へ派遣され、各国から過度に挑発されようと、殺されようと、黙り込むしかありません。近年では中国は国際法に違反して、南シナ海・南沙諸島に勝手に軍事基地を作りました。尖閣諸島周辺には中国機が頻繁にやって来るので、自衛隊は年間(2019年)に947回も緊急発進(スクランブル)しています(2021年は1004回)。徐々に、そして確実にアメリカの影響力も弱まる中、丸腰の日本、これが今、「平和憲法」の正体です。これが、国防をアメリカに頼ってきた日本の現実です。
 まだ続きます、日本自身はこの状況に対しどれだけ対策を取ってきたでしょうか?9条改憲、集団的自衛権といった日本の国防の話になれば、TVでは「戦争法案今すぐ廃案!」と叫ぶたくさんのデモ隊の姿が決まって報じられ、「日本をもう一度戦争する国にするつもりか」というバッシングの嵐です。なぜこのような議論が繰り返され、日本はいつも結局アメリカ頼りになってしまっているのか?それは日本人が「憲法9条が日本の平和を守ってきた」という“偏った教育”を受けてきたせいです。そうやって教わって大人になった日本人は「9条のおかげで70年も平和が保たれてきた」「戦争を心から反省し、9条を掲げる日本こそ世界平和の旗振り役になっていくべき」などと主張するようになってしまい、またそれを先導する憲法学者や政治家・コメンテーターから真実とは程遠い話が垂れ流され、無意味な議論は終わることのないままです。だからほとんどの国民は、現実を無視した深刻な平和ボケから抜け出すことはできません、と上島氏は説明する。続けて、独立国なら「私たちの国は私たちの力で守る」という権利があり義務があるはずですが、その権利も義務も喪失したまま70数年が経過しています。独立国には普通にあるものがなぜか戦後の日本にはありません。それが異常な状態であるという認識さえ、今は失われているのです。いったい、いつになったら日本は、「自分の国は自分で守る…自分たちにはその権利と義務がある」という国家としての基本原則を明記した憲法をもてるのでしょうか? しかし、もしも一人一人の日本人が、憲法9条の裏も表も学び、まずは自分が平和憲法の欺瞞に気付けば、そしてそういう日本人がどんどん増えてくれば、きっといつの日か、ごく自然に、日本は独立国として健全な安全保障を築けるはずです!と強調しています。
 いかがでしょうか?日本を戦争する国にするなんて誰も望んではいません。大事なのは侵略されない国にするということです。今が、絶好の好機だと思うのは私だけではないでしょう。門田隆将氏は、次のように憲法9条の試案を掲げています。

 憲法9条(門田試案):日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求する。わが国は、国際平和の維持と国民の生命・財産および領土を守るために自衛隊を保有し、いかなる国の侵略も干渉も許さず、永久に独立を保持する。

 自衛隊は、国軍、国防軍あるいは軍隊でもよろしいかと思います。自衛隊が軍隊であると日本国が正式に認知しないと、自衛官は戦時に捕虜の待遇を受けることが出来ないそうです。自衛隊は軍でないから自衛官はテロリストだと難癖をつけられて虐待、殺害を受けても文句を言えないとなると大変です。現状だと敵対国の善意に期待するだけですので、9条の改正は一刻の猶予もありません。日本政府も承知の上なのでしょうか。集団的自衛権がないと、NATOのような組織にも入れません。
 英国の歴史学者であるアーノルド・J・トインビーが、滅亡する民族の3つの共通点をあげています。それは、1)自国の歴史を忘れた民族、2)全ての価値を物やお金に置き換え心の価値を見失った民族、3)理想を失った民族、です。大東亜戦争とのときの日本は凄かったのです。トインビーは言います、「アジアとアフリカを 200年の長きにわたって支配してきた西洋人は、あたかも神のような存在だと信じられていたが、日本人は実際にはそうでなかったことを、人類の面前で証明した。これはまさに歴史的な偉業であった。日本は白人のアジア侵略を止めるどころか、帝国主義、植民地主義、人種差別に終止符を打ってしまったのである」と。かつての日本人は本当に凄かったわけです。こういうことは教科書には書かれていないし、学校では教えてくれません。今こそ、真実の歴史を取り戻し、日本を守り、日本を強くし、誇り高い国に再興する本物の国会議員が必要であり、われわれ国民も目を覚ます時が来たようです。
 いろいろと整形外科から遠い話を書きましたが、今の日本を見ていると心配でなりません。ならず者国家に囲まれた日本がウクライナのようになってしまうのではないか?日本が消滅したら、整形外科どころか何もできなくなってしまいます。憲法前文、憲法9条、非核三原則、専守防衛、GDP1%枠、武器輸出禁止など、よくよく考えてみるとどれ一つとっても国家国民を守るためのものではありません。むしろわが国に敵対する国のために日本国の手足を縛るもので、国防という観点から見れば寧ろ有害であると気付いてしまいました。世界平和の危機に他国に追従しての経済制裁しか行えず直接支援する事も出来ない(やらない)国日本、何故、国会議員は何もできない自国に無力感を覚えないのでしょうか? 何故、憲法改正、核保有や武器輸出などの実効的な手段について議論すらしないのか不思議です。国会議員全員の国籍を開示していただきたいと思います。日本がウクライナと同じ立場に絶対にならないと思っているのだとしたら、○○です。日本の安全保障、国民の命と財産の保全のために身を削って尽くしてくれる国会議員の選出が急務です。私見ですが、自民党(維新?、国民民主?)のごくごく一部の議員だけがまともに思えます、ほかは全部ダメ、存在価値なし、百害あって一利なし。かつて故石原慎太郎氏が、国会答弁で自民党政府に“公明党は必ずあなた方の足枷になる”といいました。
 何ページあっても足らない状態ですので、今回はこの辺で筆を置かせていただきます。

●お薦めの図書 (ご興味のある方は是非一読していただければ幸いです。)
 1) 百田尚樹「(新版)日本国紀」
 2) 1日1話読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書(致知出版社)
 3) 林千勝「日米開戦陸軍の勝算―秋丸機関の最終報告書」
 4) 福井雄三「世界最強だった日本陸軍」
 5) 日下公人&上島嘉郎「優位戦思考で検証する大東亜戦争,日本の勝機」
 6) 門田隆将&高山正之「世界を震撼させた日本人」
 7) 福山隆「陸軍中野学校の教え」
 8) 菊池寛「大衆明治史」
 9) 岸信介「日本戦時経済の進む途」
 10) ハンキー卿「戦犯裁判の錯誤」
 11)松岡洋右「興亜の大業」
 12)森信三「修身教授録」

6月吉日
〈令和4年同門会誌 巻頭言より〉