金沢大学附属病院 整形外科

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2nd HKU International Musculoskeletal Tumor Course 研修記 (米澤 宏隆)

2018.12.17


 腫瘍班、米澤宏隆です。2018年12月7日~9日の3日間、香港で開催されました2nd  HKU International Musculoskeletal Tumor Courseに参加してきましたので報告いたします。

 本コースは2017年よりはじまり、香港大学が主催し、骨軟部腫瘍を志す若手整形外科医を対象とした国際的な勉強会です。今回、土屋教授がguest speakerとして参加されるにあたり、腫瘍班大学院生の谷口先生、荒木先生、そして私の3名が受講させていただくことができました。本コースの受講生は日本をはじめ、台湾、中国、インド、フィリピンなどから集まり、世界で活躍されるOrthopaedic oncologist, medical oncologist, radiologistなどの講義を聞くことができます。Course DirectorはQueen Mary Hospital のYing-lee Lam 先生で、講師の先生は日本からは土屋教授、台湾からWei Ming Chen教授、Mofitt Cancer Center(USA)のG. Douglas Letson 教授、Padova大学(Italy)のRuggieri教授など多数の著名な先生が参加されておりました。
 


 本コースは香港大学が主催ということもあって、初日の会場だけは2, 3日目と異なり、中国本土の香港大学深圳医院で行われました。2〜3日目が香港島のQueen Mary Hospitalで開催されました。まず圧倒されたのは深圳医院の大きさで、2000床あります!まるでホテルのような外観で、なんと現在さらなる増築プロジェクトが始まっており、最終的に3000床になるそうです。Unbelievableです。

 さて、講義の内容ですが、骨軟部腫瘍のmanagement、imaging、biopsy technique、surgical marginなどに一つずつ講義があるという形式でした。骨肉腫や骨巨細胞腫、骨盤腫瘍、悪性腫瘍の骨転移についてはそれぞれ項目を設けられておりました。土屋教授はbiological bone reconstructionおよびManagement of bone metastasisの内容で御講演されました。どのguest speakerの先生も、術後の動画は歩行している動画しか出しておりません。しかし土屋教授のosteosarcomaの術後に走っている動画を見て、会場からは, Wow ! と感嘆の声が上がっておりました。また講演後も質問に来られる先生が多数おられ、金沢大学のBiological reconstructionへの興味・関心の高さが伺えました。
 

 今回のCourseでは、骨軟部腫瘍の知識をupdateし、深めることができたのはもちろんのこと、休憩時間などで、アジアの若手Drと交流できたことはとても楽しく、そして刺激になりました。Publicな、かしこまったときには聞けないようなことも、たくさん聞くことができ親交を深めることができました。最後になりましたが、このような貴重な機会を与えて頂いた土屋教授をはじめ同門の先生方に感謝申し上げます。また、他の腫瘍班の先生方には、平日中にも関わらず、多大なご迷惑をおかけいたしました。本当にありがとうございます。今回得られた経験を糧に、今後の診療や研究に生かして参りたいと思います。ありがとうございました。


 

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