金沢大学附属病院 整形外科

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リハビリテーション班

     
     
     
     
 お知らせ
  • 2015(H27)年7月より、金沢大学附属病院に『リハビリテーション科』を標榜し、附属病院においてはリハビリテーション部との密な連携で診療・スタッフ育成・学生教育・研究をすすめております。
  • 2017(H29)年4月から当院ICUに理学療法士1人を常駐させ、「ICUから始めるリハビリテーション治療体制」の充実をすすめています。
  • 金沢大学附属病院リハビリテーション科が基幹施設となって提供する「リハビリテーション科専門研修プログラム」は、2019年度からは石川県・富山県の2県にまたがる9施設(連携施設7、関連施設2)で構築したものとなります。また、福井県に新たに新設される専門研修プログラムとは横のつながりを保ちつつ、専攻医の育成に必要な場合は適宜協力連携する体制です。研修プログラムや協力施設の案内、研修プログラム冊子や応募書等のダウンロードができるサイトを用意しております。(http://plaza.umin.ac.jp/~Reha_hok/kensyukai_annai.html。現在掲載のプログラムのうちの福井県の施設群が独立して新しいプログラムを構築します(基幹施設:福井総合病院)。金沢大学附属病院の新しいプログラムは専門医機構の認可を得てから掲載いたします)
  • 大学院講座『リハビリテーション医学』(金沢大学大学院医学研究科外科系医学領域)の紹介サイトはこちら。www.med.kanazawa-u.ac.jp/lab/index.html
     
     
     
 
(1)私たちの理念

 罹病・闘病を通して身体機能低下や生活能力低下に陥ったあらゆる患者さんが、ごく当たり前の幸福な生活能力を再び取り戻せるよう、大学附属病院の特色や環境を見据え、当施設に適した良質のリハビリテーション医療支援、理想的なリハビリテーション医療システムの構築をめざしています。そのために、私たちは自己研鑚を続ける意欲を持ち続け、スタッフ全員が新しい医学・医療情報の収集に努められるよう週間計画や年間計画を練り、そして臨床に直結する学術活動・研究活動を推奨しています。また、次世代を担う若者の教育・育成は大変重要だと考え、学び精進する意欲がある若者たちを積極的に受け入れています。

 
     
     
 
(2)スタッフ


科長兼部長:八幡徹太郎(Dr)
副科長兼副部長:加藤仁志(Dr)
リハビリテーション部技士長:麦井直樹(OT)
リハビリテーション部主任:吉田信也(PT) 櫻井吾郎(PT) 西悦子(OT)

 在籍技士数はPT15人、OT7人、ST3人です。病床838床の施設規模に対する人手不足は否めませんが、北陸三県を代表するリハ施設としての責任と誇りを持ち学術スタッフ教育への情熱を決して緩めることなく切磋琢磨し続けています。また、保健学科理学・作業療法学在籍教員、循環器内科医、神経科精神科医、歯科口腔外科医ほか、他施設勤務医による診療サポートも受けることで、医療・研究の専門性向上をはかっています。
 

     
     
     
 
(3)臨床に直結する研究を推進する!

 当科・当部を受診する新規患者件数は年間2,800~3,000件に上りますが、その多くが急性期リハビリテーション、周術期リハビリテーション、早期離床支援、廃用症候群の可及的予防を目的としています。また、骨軟部腫瘍、脊椎腫瘍、脳腫瘍(awake surgery)、頭頸部癌手術例、胸部食道癌周術期、強皮症等の膠原病、顎関節症周術期など、特色のある疾患や状態のリハビリテーション治療を推進し、その内容を学術的に発信する努力を続けています。私たちの学術・研究活動のテーマはどれも、大学病院での日常臨床の身近な疑問が発端となっています。

有酸素運動による治療 低出生体重児の神経学的評価 痙縮治療
     
 
(4)研究テーマ

 

運動耐容能(心肺機能・間質性肺炎)

膠原病患者のリハビリテーション

脳腫瘍患者の高次脳機能障害と生活活動

痙縮治療に関する発展的研究

嚥下機能評価に関する発展的研究

新しい運動機能評価に関する発展的研究

四肢骨悪性腫瘍再建術後のリハビリテーション

関節拘縮の基礎的解明

造血能低下疾患とリハビリテーション

腎機能低下・耐糖能異常と運動療法

   ほか

     
 
(5)業績(論文掲載・総説掲載等)
運動耐容能(心肺機能・間質性肺炎)

・Cardiac hemodynamic response to the 6-minute walk test in young adults and the elderly. BMC Res Notes 2015

・Predictors of exercise-induced oxygen desaturation in systemic sclerosis patients with interstitial lung disease. Respir Care 2013

・Exercise capacity in relation to autoantibodies in systemic sclerosis patients. Rheumatol Int 2013

・Limitations to the 6-minute walk test in dermatomyositis with interstitial lung disease in comparison with idiopathic interstitial pneumonia. Clin Med Insights Circ Respir Pulm Med 2013

・Reduced hypoxia risk in a systemic sclerosis patient with interstitial lung disease after long-term pulmonary rehabilitation. Clin Med Insights Case Rep 2011

膠原病のリハビリテーション

・Oropharyngeal Dysphagia in Dermatomyositis: Associations with Clinical and Laboratory Features Including Autoantibodies. PLoS One 2016; 11(5): e0154746

・Association between nail-fold capillary findings and disease activity in dermatomyositis. Rheumatology (Oxford) 2011; 50(6):1091-8

脳腫瘍患者の高次脳機能障害

Neural networks mediating high-level mentalizing in patients with right cerebral hemispheric gliomas. Front Behav Neurosci. Mar 2018; 12: 33

Damage of the right dorsal superior longitudinal fascicle by awake surgery for glioma causes persistent visuospatial dysfunction. Sci Rep 2017; 7(1): 17158

・Intraoperative motor symptoms during brain tumor resection in the supplementary motor area (SMA) without positive mapping during awake surgery. Neurol Med Chir (Tokyo) 2015; 55(5)

Direct evidence for the causal role of the left supplementary motor area in working memory: a preliminary study. Clin Neurol Neurosurg 2014; 126:201-4

関節拘縮(基礎)

Induction of osteoarthritis by injecting monosodium iodoacetate into the patellofemoral joint of an experimental rat model. PLoS One 2018; 13(4): e0196625.

・Long-term histopathological developments in knee-joint components in a rat model of osteoarthritis induced by monosodium iodoacetate. J Phys Ther Sci 2017; 27(4): 590-7.

痙縮治療

・四肢痙縮コントロールにおける神経破壊剤を用いた末梢神経ブロックの意義(分担執筆).Jpn J Rehab Med 55(6)、2018

痙縮の診方・評価―適切な痙縮治療を行使するために(分担執筆).Monthly Book Medical Rehabilitation,全日本病院出版会2015

・治療を成功させるために―施注後における私の取り組み(分担執筆).Expertボツリヌス治療,診断と治療社2013

造血能低下疾患とリハビリテーション

・同種造血幹細胞移植患者の入院期間中における身体機能の推移.石川県理学療法学雑誌2014

症例報告・その他

・急性期に見落とされている運動器の外傷―自験例から.臨床リハ2016

Distinctive feature of stump volume change in a fresh lower limb amputee with Parkes-Weber syndrome. BMJ Case Report 2014

上腕悪性軟部腫瘍に対する広範切除術により三角筋・上腕二頭筋が切除された一例.国立大学リハビリテーション療法士学術大会誌2014

・くも膜下出血患者の自動車運転再開に関する小規模実態調査.脳神経外科速報2014

A case of esophagorespiratory fistula found on videofluorography. Dicle Med J 2012

書籍・共同執筆等

・リハ医学のすすめ―日常診療に役立つエッセンスとピットフォール.三輪書店2013

・廃用症候群を正しく理解しよう.BRAIN 10(特集)、医学出版2012

     
 
見学・研修のご案内  

※リハビリテーション班(附属病院リハビリテーション科・リハビリテーション部)に関する問い合わせ先: メールにてお尋ねください。seikei@med.kanazawa-u.ac.jp (リハビリテーション科科長宛)