金沢大学附属病院 整形外科

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関節外科班

     
     
     
     
基礎研究・臨床研究の紹介
 
Tilt-adjusted Cup Anteversion in Patients with Severe Backward Pelvic Tilt is Associated with the Risk of Iliopsoas Impingement: A Three-dimensional Implantation Simulation
(重度骨盤後傾患者に対する骨盤傾斜を補正した寛骨臼コンポーネント設置は腸腰筋インピンジメントと関連する:3次元モデルを使用したコンポーネント設置シミュレーション解析)

Clin Orthop Relat Res. 2019.

 人工股関節全置換術(以下,THA)において寛骨臼骨縁からの寛骨臼コンポーネントの前方突出はコンポーネントと腸腰筋腱間の衝突(iliopsoas impingement、IPI)に関連し術後の前鼠径部痛を誘発する。本研究はTHA術前CTデータを使用したシミュレーションTHAを施行することで、以下の2つの問いを解明することを試みた。(1)中間位骨盤と後傾骨盤間でのコンポーネント突出量 (Overhang)の差はどれほどか。(2)骨盤後傾補正に伴うoverhangの増加はIPIを惹起しうるほど重度か。
 128股関節(寛骨臼形成不全;D群73関節、非形成不全;N群55関節)を対象とした。1股関節のCTデータから中間位骨盤、10度後傾骨盤、20度後傾骨盤の3つのモデルをそれぞれ作成し、それぞれの骨盤モデルにおいて寛骨臼コンポーネントモデルを設置した。Functional pelvic plane (FPP)を基準面としてコンポーネントを設置することで骨盤前後傾斜の補正を行った。具体的には後傾骨盤においてコンポーネントの前方開角を増加させること、逆に前傾骨盤に対してコンポーネント前方開角を減少させることで骨盤傾斜が補正される。コンポーネント設置後のaxial overhang(図A)とsagittal overhang(図B)を各骨盤傾斜間で比較、さらに過去の研究を参照にaxial overhang 12mm以上、sagittal overhang 4mm以上をIPIを惹起するコンポーネント突出量のカットオフと定義し、ロジスティック回帰分析を行った。
 Axial overhangは骨盤後傾を10度補正するごとに平均5mm増加した。また、sagittal overhangは骨盤後傾を10度補正するごとに平均1mm増した。ロジスティック回帰分析の結果、寛骨臼形成不全, 寛骨臼前方開角、骨盤後傾補正はそれぞれ独立して axial overhang ≧ 12 mmと関連した。一方、寛骨臼前方開角と20度の骨盤後傾補正 はそれぞれ独立してsagittal overhang ≧ 4mmと関連した。
 骨盤後傾の補正に伴うコンポーネントoverhang増加はaxial像で強く、IPIを惹起する独立因子であることが示された。特に20度の骨盤後傾を補正してコンポーネントを設置した場合、中間位骨盤と比較し300倍以上もIPIの危険性が高まる。本研究結果を踏まえ、重度骨盤後傾例では単純に骨盤後傾を補正してコンポーネントを設置するのではなく、通常の目標角度よりもコンポーネントの前方開角を高く設定する工夫が必要と考えられる。
 

The optimal combined anteversion pattern to achieve a favorable impingement-free angle in total hip arthroplasty
(人工股関節全置換術後に良好なimpingement-free angleを得られる最適なcombined anteversion の検討)

J Orthop Sci. 2018.

 人工股関節全置換術 (以下THA) において脱臼は最も危惧しなければいけない合併症の一つである。近年、脱臼予防の観点から、ステム前捻角とカップ前捻角は ”Combined Anteversion (CA) theory” に基づいて決定することが一般化している。一方で多くのCAが報告されており、どのCAが最適であるかの報告はない。そこで今回、主要なCA {カップ前捻角+ステム前捻角= 30°, 40°, 50°, 60°、 カップ前捻角 +0.7×ステム前捻角 = 37.3° (Widmerの定理)、 カップ前捻角 +0.77 ×ステム前捻角= 44.3°(Yoshimineの定理)}を満たす時のImpingement-free angleをステム前捻角を0°~50°と変化させた場合で求め、最適なCAとその組み合わせを求めることとした。
 当院で2012年1月から2016年6月までに当院でTHAの手術を受けた401名の患者と寛骨臼形成不全症例11例の中から、変形性股関節症のない100股関節を検討対象とした。3次元テンプレートソフトウェアーを用いて、架空のTHAを行い、可動域シミュレーションを行った。ステム前捻角を0°~50°と変化させ、前述したCAを満たすようにカップ前捻角を変化させ、屈曲可動域、90°屈曲時の内旋可動域、伸展可動域、外旋可動域を調べた。
 Impingement-free angle はCAの違い、ステムとカップ前捻角の組み合わせにより、様々に変化をしていた。屈曲・内旋 (前方方向の可動域) では大きなステム前捻角で大きなCAの時、伸展・外旋 (後方方向に可動域) では小さなステム前捻角で小さなCAの時にImpingement-free angle が大きくなる傾向であった。つまり、前方方向と後方方向では可動域推移は逆の変化をとる傾向にあった。屈曲可動域≧140°、90°屈曲時の内旋可動域≧45°、伸展可動域≧40°、外旋可動域≧40°を日常生活に必要な可動域条件とした時、ステム前捻角=20°でCA:Widmerを満たす時のみが、平均可動域がすべての必要可動域条件を満たしていた。
 CAはインピンジメントを避けるためのステムとカップの前捻角を規定するものであり、インプラント設置の基礎となるものである。今回の検討の結果、最適なCAは一つに決定することが難しく、各々のステム前捻角に応じたCAの設定が必要であることが明らかになった。具体的にはステム前捻角が0°~10°まではCA: 30°、ステム前捻角が20°~30°ではCA:Widmer、ステム前捻角が40°~50°ではCA: 60°もしくはYoshimineに設定することでバランスのとれたImpingement-free angleを獲得できる。しかし、ステム前捻角が40°以上では、Impingement-free angleが症例間によってばらつきが増えるため、ステム前捻角の減捻を考慮する必要がある。いろいろなステム前捻角の中でもステム前捻角が20°でCA:Widmerを満たす時 (カップ前捻角: 23.3°)が最適な組み合わせであった。
Inhibition of biofilm formation on iodine-supported titanium implants
(ヨード担持チタン製インプラントにおけるバイオフィルム形成抑制効果の検討)

Int Orthop. 2017.

 人工関節手術の適応となる患者の多くは、高齢者や生活習慣病をもつケースが多いのが現状であり、術後合併症として人工関節術後インプラント周囲感染症(periprosthetic joint infection:以下PJI)が最も懸念されている。PJIは、病原微生物がインプラント表面に付着し、金属表面にバイオフィルムが形成されることで発症する。インプラントを温存しての感染の沈静化は極めて困難を極め、インプラントの抜去を含めた多数回におよぶ手術が必要となることが多いため、医療が進歩した現在でも治療に難渋する大きな問題となっている。過去にはインプラントに抗生剤や銀を担持させて、PJIを予防する試みがなされている。我々は、PJIの予防として消毒薬であるヨードをインプラントに担持させたヨード担持インプラントを用いて、基礎研究を継続して行っている。今回我々は、ヨード担持インプラントのin vivoにおける細菌接着阻害効果、in vitroにおけるバイオフィルム形成・増殖阻害効果について検討を行った。
 細菌接着阻害評価はin vivoで行った。ラット大腿骨遠位髄腔に黄色ブドウ球菌を投与した後にインプラントを想定した1.6mmのワイヤーを大腿骨髄腔内に挿入することで、PJIを想定した状態を構築した。ワイヤーは本インプラントの製造工程を考慮して、チタン・酸化被膜担持チタン・ヨード担持チタンの3種類を用いて検討を行った。感染状態構築後24・48・72時間にワイヤーを抜去し、インプラント周囲に付着したコロニー数を比較測定した結果、術後24時間・48時間・72時間のいずれにおいても、有意にヨード担持インプラントで金属に付着しているコロニー数は低下していた。
 バイオフィルム形成・増殖阻害評価は、in vitroで行った。前述の細菌接着阻害評価と同様、3種類の金属インプラントを用いて比較検討した。黄色ブドウ球菌の菌液内に、金属試験片を37℃24時間浸漬し、取り出した試験片を新鮮なTSB溶液内で24時間培養することで、バイオフィルム形成を行った。定性的評価として蛍光顕微鏡・走査電子顕微鏡を用いて、細菌付着完了後24時間のバイオフィルムを観察した。定量的評価として、細菌付着完了後24時間に金属表面のバイオフィルム占拠率を蛍光顕微鏡を用いて行い、また細菌付着完了後24時間・72時間の金属表面に形成されたバイオフィルム内の細菌数を計測した。その結果、ヨード担持インプラントは有意にバイオフィルム形成が少なく、金属表面のバイオフィルム占拠率も有意に低かった。また、細菌付着完了後24時間・72時間のいずれにおいても、有意にヨード担持インプラントはバイオフィルム内生菌数が減少していた。
 本結果から、ヨード担持インプラントは、有意に金属表面への細菌接着阻害効果を示すことによりバイオフィルム形成・増殖を阻害していることが示唆された。
 
Periprosthetic occult fractures of the acetabulum occur frequently during primary THA
(初回人工股関節置換術術中に発生する寛骨臼側インプラント周囲occult fractureの検討)

Clin Orthop Relat Res. 2017.

 初回人工股関節置換術のセメントレスカップ使用時に発生する術中の寛骨臼側インプラント周囲骨折は比較的まれである。我々は術中所見や術後単純レントゲン写真では確認できず、術後CTでのみ確認できる寛骨臼側インプラント周囲骨折をperiprosthetic occult fractureと定義し、その評価を行った。
 当院で2004年から2013年にセメントレスカップのプレスフィット手技を用いて設置した初回人工股関節置換術の症例585股 (494例)のうち、外傷性、骨盤骨切り術後、感染後などは除外した486股(406例)を対象とした。寛骨臼側インプラントは、PSL (Peripheral Self-Locking)型、半球 (hemispherical)型、楕円 (elliptical)型 の3つに分類した。PSL型カップを261股と半球型カップを222股に用いた。術前および術後のCT画像を再構成し、axial、sagittal、coronal像を用いて評価を行い、少なくとも2平面以上で骨折線が確認できるものをoccult fractureありと診断した。
 術中に確認できた寛骨臼側インプラント周囲骨折は2例 (0.4%)であり、occult fractureは41例 (8.4%)であった。occult fractureは寛骨臼上外側に発生頻度が高かった。また、年齢、性別、BMI、術前診断、カップ固定時のスクリュー使用、使用したカップの種類、カップのサイズ、カップの組成の項目で多変量解析を行ったところ、PSL型カップ使用で有意にoccult fractureが発生していた (P<0.05)。
術中に確認できた寛骨臼側インプラント周囲骨折の2例は術中にスクリュー固定を追加し、術後3週間免荷とし、最終診察時には生物学的固着が得られていた。一方、occult fracture の41例は、術後に追加治療を行わなかったが、全例で最終診察時に生物学的固着が得られていた。
 Occult fractureの発生頻度は8.4%と予想以上に高値であった。また、PSL型カップの使用のみがoccult fractureの発生の危険因子であった。術前や術中所見で寛骨臼側インプラント周囲骨折が危惧される症例ではカップの選択により、そのリスクを低減させることができると考えられた。セメントレスカップ挿入時にoccult fractureが発生している可能性があることを認識することが重要であり、術中に十分な固定性が得られていれば、occult fractureは術後に治療を追加しなくとも臨床経過に問題を発生しないと考えた。

 
The paracrine effect of adipose-derived stem cells inhibits osteoarthritis progression.
(脂肪由来幹細胞のparacrine effectが有する軟骨変性抑制作用)
BMC Musculoskeletal Disorders. 2015.

 脂肪由来間葉系幹細胞 (以下、ADSCs)は、皮下組織より安全、容易に抽出、培養が可能であり、幹細胞治療の新しいソースとして注目されている。今回、変形性関節症動物モデルを用いて、ADSCs関節内投与の軟骨変性抑制作用について検討した。また、ADSCsのparacrine effectに注目し、軟骨細胞との共培養系を用いて軟骨細胞増殖作用、軟骨基質保護作用を検討した。
 日本白色家兎を用い、両膝の前十字靭帯切離術を施行し変形性関節症モデルを作成した。術後3週で皮下脂肪よりADSCsを回収し培養した。術後4、5、6週の計3回、ヒアルロン酸 (以下、HA)を担体としてADSCsを片側膝関節内に投与し、対側膝にはHAのみを投与した。術後8週、12週で大腿骨顆部を摘出し、ADSCs側とHA側を肉眼的、組織学的、免疫組織学的に比較検討した。また、DiIでラベリングしたADSCsを用いて、膝関節内に投与したADSCsを追跡した。さらに、家兎関節軟骨より培養した軟骨細胞をとADSCsを共培養し、ADSCsの分泌する因子が軟骨細胞に与える影響についても調べた。
 術後8週では、ADSCs群で有意に軟骨変性が抑制されていた。また、関節内軟部組織にDiIでラベリングしたADSCsの沈着を認めた。術後12週では有意な軟骨変性抑制は認めなかった。また、MMP-13陽性細胞は、ADSCs群で少ない傾向にあった。ADSCsと軟骨細胞を共培養した結果、軟骨細胞の増殖効果を認めた。TNF-α刺激下でも同様の結果を示した。TNF刺激後の培養液中のMMP-13濃度は、ADSCs群で有意に減少していた。
 変形性関節症に対するADSCs関節内投与が軟骨変性を抑制するという報告は散見されているが、そのメカニズムは明らかにされていない。一方、投与したADSCsが、サイトカインや成長因子を分泌することで得られる軟骨保護作用の可能性が報告されている。今回、家兎の変形性関節症モデルにおいてADSCsの関節内投与が、軟骨変性抑制効果を示した。関節内に生着したADSCsのparacrine effectが軟骨細胞増殖能や軟骨基質保護作用を調節することで軟骨変性抑制効果が得られた可能性がある。
The use of the transverse acetabular ligament in total hip replacement.
(人工股関節置換術における寛骨臼横靱帯の有用性)

Bone Joint J. 2014.

 人工股関節置換術 (total hip replacement: THR)において、正確なカップ設置が術後脱臼の予防、可動域の改善、長期耐用性の向上の点から重要である。本研究では、寛骨臼横靱帯 (Transverse acetabular ligament: TAL)に合わせたカップトライアルの前捻角をCTナビゲーションシステムを用いて測定し、THRにおけるTALの有用性について検討した。
 初回THRを施行した121例134股を対象とした。134股を臼蓋形成不全群 (D群)67股と非臼蓋形成不全群 (N群)67股に2群に分類した。手術は全例、側臥位・後側方進入法で行った。術者は展開時にTALを破壊しないように、周囲の軟部組織と骨棘を注意深く除去した。TALを同定し、カップトライアル下縁がTALに平行になるように設置し、TALの前捻角をCTナビゲーションシステムを用いて測定した。検討項目は、TAL同定率、TAL前捻角、TAL前捻角のsafe zoneからのoutlier率とした。
 TAL同定率は、全体で83.6% (112/134股)、D群77.6% (52/67股)、N群89.6% (60/67股)であった。TAL前捻角の平均値は、22.7±8.3度 (7.7-54.7度)であった。TAL前捻角のoutlier率は、5.4% (6/112股)であった。outlierのリスク因子として骨盤後傾が有意であった。
TALは8割以上の症例で同定可能である。TALの前捻角はほとんどの症例でsafe zoneを満たし、後捻設置を防止することができる有用な指標であるといえる。しかし、ごく一部の症例においてTALの前捻角は明らかに過度であり、TALの個体差、高度の骨盤後傾を伴う症例に注意しなければならない。
 
 
 
業績
 
英語論文(2010~)
2019年
Optimizing leg length correction in total hip arthroplasty.
Fujita K, Kabata T, Kajino Y, Tsuchiya H.
Int Orthop. 2019. [Epub ahead of print]
PMID:31595310.

Anatomic stem inserted according to native anteversion could reproduce the native anterior distance of the femoral head and decrease bony impingement in total hip arthroplasty.
Yoshitani J, Kabata T, Kajino Y, Ueno T, Ueoka K, Yamamuro Y, Tsuchiya H.
Int Orthop. 2019 [Epub ahead of print]
PMID:31456058.

Influence of pelvic sagittal tilt on 3-dimensional bone coverage in total hip arthroplasty: a simulation analysis.
Ueno T, Kabata T, Kajino Y, Takagi T, Ohmori T, Yoshitani J, Tsuchiya H.
Hip Int. 2019 [Epub ahead of print]
PMID:31409140.

The Accuracy of the Computed Tomography-Based Navigation System in Total Hip Arthroplasty Is Comparable With Crowe Type IV and Crowe Type I Dysplasia: A Case-Control Study.
Ueoka K, Kabata T, Kajino Y, Yoshitani J, Ueno T, Tsuchiya H.
J Arthroplasty. 2019 Nov;34(11):2686-2691. Epub 2019 Jun 10.
PMID:31256919.

Tilt-adjusted Cup Anteversion in Patients with Severe Backward Pelvic Tilt is Associated with the Risk of Iliopsoas Impingement: A Three-dimensional Implantation Simulation.
Ueno T, Kabata T, Kajino Y, Ohmori T, Yoshitani J, Ueoka K, Tsuchiya H.
Clin Orthop Relat Res. 2019 [Epub ahead of print]
PMID:31169628.

Safety range for acute limb lengthening in primary total hip arthroplasty.
Kabata T, Kajino Y, Inoue D, Ohmori T, Yoshitani J, Ueno T, Ueoka K, Tsuchiya H.
Int Orthop. 2019 Sep;43(9):2047-2056. Epub 2018 Sep 21.
PMID:30242514.

The optimal combined anteversion pattern to achieve a favorable impingement-free angle in total hip arthroplasty.
Ohmori T, Kabata T, Kajino Y, Inoue D, Taga T, Yamamoto T, Takagi T, Yoshitani J, Ueno T, Ueoka K, Tsuchiya H.
J Orthop Sci. 2019 May;24(3):474-481. Epub 2018 Dec 13.
PMID:30554937.

Iodine-supported titanium implants have good antimicrobial attachment effects.
Inoue D, Kabata T, Kajino Y, Shirai T, Tsuchiya H.
J Orthop Sci. 2019 May;24(3):548-551. Epub 2018 Nov 5.
PMID:30409704.

Age Alone is Not a Risk Factor for Periprosthetic Joint Infection.
Inoue D, Xu C, Yazdi H, Parvizi J.
J Hosp Infect. 2019 Apr 10. pii: S0195-6701(19)30155-0.
PMID:30980859.

Effect of changing femoral head diameter on bony and prosthetic jumping angles.
Ohmori T, Kabata T, Kajino Y, Inoue D, Taga T, Yamamoto T, Takagi T, Yoshitani J, Ueno T, Ueoka K, Tsuchiya H.
Eur J Orthop Surg Traumatol. 2019 Apr;29(3):625-632. Epub 2018 Oct 30.
PMID:30377824.

Mid- to long-term results of resurfacing hip arthroplasty in Japanese patients: a comparison of osteoarthritic vs non-osteoarthritic patients.
Inoue D, Kabata T, Kajino Y, Takagi T, Ohmori T, Yoshitani J, Ueno T, Tsuchiya H.
J Artif Organs. 2019 Mar;22(1):77-83. Epub 2018 Oct 28.
PMID:30370465.

Morphometric geometrical analysis to determine the centre of the acetabular component placement in Crowe type IV hips undergoing total hip arthroplasty.
Yoshitani J, Kabata T, Kajino Y, Ueno T, Ueoka K, Nakamura T, Tsuchiya H.
Bone Joint J. 2019 Feb;101-B(2):189-197.
PMID:30700119.

Three-Dimensional Host Bone Coverage Required in Total Hip Arthroplasty for Developmental Dysplasia of the Hip and Its Relationship With 2-Dimensional Coverage.
Ueno T, Kabata T, Kajino Y, Ohmori T, Yoshitani J, Tsuchiya H.
J Arthroplasty. 2019 Jan;34(1):93-101. Epub 2018 Sep 27.
PMID:30342952.

A prospective clinical trial to assess the accuracy of an MRI-based patient-specific acetabular instrument guide in total hip arthroplasty.
Inoue D, Kabata T, Kimura H, Tsuchiya H.
Eur J Orthop Surg Traumatol. 2019 Jan;29(1):65-71. Epub 2018 Aug 21.
PMID:30132077.

2018年
A proposed new rotating reference axis for the tibial component after proximal tibial resection in total knee arthroplasty.
Ohmori T, Kabata T, Kajino Y, Inoue D, Taga T, Yamamoto T, Takagi T, Yoshitani J, Ueno T, Ueoka K, Tsuchiya H.
PLoS One. 2018 Dec 20;13(12):e0209317.
PMID:30571784.

The effect of flexion alignment in total hip arthroplasty with a cementless tapered-wedge femoral stem.
Yoshitani J, Kabata T, Kajino Y, Takagi T, Ohmori T, Ueno T, Ueoka K, Tsuchiya H.
Eur J Orthop Surg Traumatol. 2018 Dec;28(8):1625-1632. Epub 2018 Jun 27.
PMID:29951745.

Risk Factors and Cup Protrusion Thresholds for Symptomatic Iliopsoas Impingement After Total Hip Arthroplasty: A Retrospective Case-Control Study.
Ueno T, Kabata T, Kajino Y, Inoue D, Ohmori T, Tsuchiya H.
J Arthroplasty. 2018 Oct;33(10):3288-3296. Epub 2018 May 17.
PMID:29895480.

Effectiveness and Safety of Needle Medial Collateral Ligament Pie-Crusting in Total Knee Arthroplasty: A Cadaveric Study.
Ohmori T, Kabata T, Kajino Y, Takagi T, Tsuchiya H.
J Knee Surg. 2018 Sep;31(8):705-709.
PMID:28873487.

Quality of life of patients with osteonecrosis of the femoral head: a multicentre study.
Uesugi Y, Sakai T, Seki T, Hayashi S, Nakamura J, Inaba Y, Takahashi D, Sasaki K, Motomura G, Mashima N, Kabata T, Sudo A, Jinno T, Ando W, Nagoya S, Yamamoto K, Nakasone S, Ito H, Yamamoto T, Sugano N.
Int Orthop. 2018 Jul;42(7):1517-1525. Epub 2018 Mar 23.
PMID:29572640.

Comparison with the osteoconductivity and bone-bonding ability of the iodine supported titanium, titanium with porous oxide layer and the titanium alloy in the rabbit model.
Taga T, Kabata T, Kajino Y, Inoue D, Ohmori T, Yamamoto T, Takagi T, Tsuchiya H.
J Orthop Sci. 2018 May;23(3):585-591.
PMID:29429889.

Differences in range of motion with the same combined anteversion after total hip arthroplasty.
Ohmori T, Kabata T, Kajino Y, Taga T, Hasegawa K, Inoue D, Yamamoto T, Takagi T, Yoshitani J, Ueno T, Tsuchiya H.
Int Orthop. 2018 May;42(5):1021-1028.
PMID:28990125.

Three-dimensional limb lengthening after total knee arthroplasty in a simulation study.
Ohmori T, Kabata T, Kajino Y, Inoue D, Taga T, Yamamoto T, Takagi T, Yoshitani J, Ueno T, Ueoka K, Tsuchiya H.
Mod Rheumatol. 2018 Feb 20:1-6.
PMID:29385865.

Clinical Results of Total Hip Arthroplasty in Two Patients with Charcot Hip Joints due to Congenital Insensivity to Pain with Anhydrosis.
Inoue D, Kabata T, Kajino Y, Taga T, Yamamoto T, Takagi T, Ohmori T, Tsuchiya H.
Case Rep Orthop. 2018 Jan 31;2018:1743068.
PMID:29666733.

Usefulness of the "grand-piano sign" for determining femoral rotational alignment in total knee arthroplasty.
Ohmori T, Kabata T, Kajino Y, Taga T, Inoue D, Yamamoto T, Takagi T, Yoshitani J, Ueno T, Tsuchiya H.
Knee. 2018 Jan;25(1):15-24.
PMID:29338974.

2017年
The influence of surgical approach on postoperative pelvic tilt after total hip arthroplasty.
Inoue D, Kabata T, Kajino Y, Taga T, Hasegawa K, Yamamoto T, Takagi T, Ohmori T, Tsuchiya H.
Eur J Orthop Surg Traumatol. 2017 Dec;27(8):1131-1138.
PMID:28324202.

The accuracy of the "projected surgical transepicondylar axis" relative to the "true surgical transepicondylar axis" in total knee arthroplasty.
Ohmori T, Kabata T, Kajino Y, Taga T, Hasegawa K, Inoue D, Yamamoto T, Takagi T, Yoshitani J, Ueno T, Ojima T, Tsuchiya H.
Knee. 2017 Dec;24(6):1428-1434.
PMID:28978461.

Reliability of radiographic evaluations of the stage of osteoarthritis of the hip joint and an approach to improve the staging criteria.
Yoshitani J, Nakamura T, Ueshima K, Ebara H, Kabata T, Tsuchiya H.
J Orthop Sci. 2017 Sep;22(5):905-908.
PMID:28551281.

Multiple epiphyseal dysplasia mimicking osteoarthritis due to acetabular dysplasia: A report of a familial case with a COMP mutation.
Sakamoto Y, Yamamoto T, Kajino Y, Kabata T, Tsuchiya H, Miyake N, Iwamoto Y, Matsumoto N, Ikegawa S.
J Orthop Sci. 2017 Sep;22(5):967-971.
PMID:26920793.

Increase in safe zone area of the acetabular cup using dual mobility cups in THA.
Ohmori T, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Taga T, Hasegawa K, Inoue D, Yamamoto T, Takagi T, Tsuchiya H.
Hip Int. 2017 Jul 25;27(4):361-367.
PMID:28165597.

Inhibition of biofilm formation on iodine-supported titanium implants.
Inoue D, Kabata T, Ohtani K, Kajino Y, Shirai T, Tsuchiya H.
Int Orthop. 2017 Jun;41(6):1093-1099.
PMID:28386730.

Selection of a surgical approach for total hip arthroplasty according to the depth to the surgical site.
Ohmori T, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Taga T, Hasegawa K, Inoue D, Yamamoto T, Takagi T, Tsuchiya H.
Hip Int. 2017 May 12;27(3):273-280.
PMID:28165592.

Periprosthetic Occult Fractures of the Acetabulum Occur Frequently During Primary THA.
Hasegawa K, Kabata T, Kajino Y, Inoue D, Tsuchiya H.
Clin Orthop Relat Res. 2017 Feb;475(2):484-494.
PMID:27800574.

Quantitative analysis of the Trendelenburg test and invention of a modified method.
Fujita K, Kabata T, Kajino Y, Iwai S, Kuroda K, Hasegawa K, Fujiwara K, Tsuchiya H.
J Orthop Sci. 2017 Jan;22(1):81-88.
PMID:27733305.

2016年
Safe zone for transacetabular screw fixation using a Kerboull cross-plate: A CT-scan templating prospective study.
Ohmori T, Kabata T, Kajino Y, Hasegawa K, Inoue D, Tsuchiya H.
Orthop Traumatol Surg Res. 2016 Dec;102(8):1017-1022.
PMID:27810321.

The correlation between clinical radiological outcome and contact state of implant and femur using three-dimensional templating software in cementless total hip arthroplasty.
Inoue D, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Yamamoto T, Takagi T, Ohmori T, Tsuchiya H.
Eur J Orthop Surg Traumatol. 2016 Aug;26(6):591-8.
PMID:27334622.

Kinematic radiography of the hip joint after hip resurfacing arthroplasty.
Kawashima H, Kajino Y, Kabata T, Tsuchiya H, Sanada S, Ichikawa K.
Radiol Phys Technol. 2016 Jul;9(2):254-60.
PMID:27207072.

2015年
Usefullness of three-dimensional templating software to quantify the contact state between implant and femur in total hip arthroplasty.
Inoue D, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Fujita K, Hasegawa K, Yamamoto T, Takagi T, Ohmori T, Tsuchiya H.
Eur J Orthop Surg Traumatol. 2015 Dec;25(8):1293-300.
PMID:26538280.

The Accuracy of Initial Bone Cutting in Total Knee Arthroplasty.
Ohmori T, Maeda T, Kabata T, Kajino Y, Iwai S, Tsuchiya H.
Open J Orthop. 2015;05(10):297-304.
Journal page.

Iodine-Supported Hip Implants: Short Term Clinical Results.
Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Hasegawa K, Inoue D, Yamamoto T, Takagi T, Ohmori T, Tsuchiya H.
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The paracrine effect of adipose-derived stem cells inhibits osteoarthritis progression.
Kuroda K, Kabata T, Hayashi K, Maeda T, Kajino Y, Iwai S, Fujita K, Hasegawa K, Inoue D, Sugimoto N, Tsuchiya H.
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The value of bulk femoral head allograft in acetabular reconstruction using Kerboull-type plate.
Inoue D, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Yamamoto T, Takagi T, Oomori T, Tsuchiya H.
Int Orthop. 2015 Sep;39(9):1839-44. Epub 2015 Jul 12.
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A case with right hip pain.
Shimizu M, Fujita K, Ishikawa S, Kabata T, Yachie A.
Int J Rheum Dis. 2015 Jun;18(5):574-6. Epub 2015 Jun 8.
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Value of computed tomography-based three-dimensional surgical preoperative planning software in total hip arthroplasty with developmental dysplasia of the hip.
Inoue D, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Fujita K, Hasegawa K, Yamamoto T, Tsuchiya H.
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Accurate leg length measurement in total hip arthroplasty: a comparison of computer navigation and a simple manual measurement device
Ogawa K, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Tsuchiya H.
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Three-dimensional kinetic simulation before and after rotational acetabular osteotomy.
Iwai S, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Watanabe S, Kuroda K, Fujita K, Hasegawa K, Tsuchiya H.
J Orthop Sci. 2014 May;19(3):443-50. Epub 2014 Feb 18.
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Do we need intraoperative radiographs for positioning the femoral component in total hip arthroplasty?
Kuroda K, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Tsuchiya H.
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The value of computed tomography based navigation in revision total hip arthroplasty.
Kuroda K, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Watanabe S, Iwai S, Fujita K, Hasegawa K, Inoue D, Tsuchiya H.
Int Orthop. 2014 Apr;38(4):711-6. Epub 2013 Nov 19.
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Hyperostosis around the acetabulum treated by computer navigation-assisted resection of the ossification: a report of two cases.
Iwai S, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Kuroda K, Fujita K, Tsuchiya H.
J Orthop Sci. 2014 Mar;19(2):365-70. Epub 2012 Aug 23.
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The use of the transverse acetabular ligament in total hip replacement: An analysis of the orientation of the trial acetabular component using a navigation system.
Fujita K, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Iwai S, Kuroda K, Hasegawa K, Tsuchiya H.
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Difficulty in locking head screw removal.
Fujita K, Yasutake H, Horii T, Hashimoto N, Kabata T, Tsuchiya H.
J Orthop Sci. 2014 Mar;19(2):304-7. Epub 2013 Dec 3.
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Nationwide investigation into adverse tissue reactions to metal debris after metal-on-metal total hip arthroplasty in Japan.
Sugano N, Iida H, Akiyama H, Takatori Y, Nagoya S, Hasegawa M, Kabata T, Hachiya Y, Yasunaga Y.
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Revision total hip arthroplasty of a Kyocera ABS cup which produced abnormal sounds before dissociation and fracture: a case report
Inatani H, Kabata T, Maeda T, Yoshida H, Kajino Y, Tsuchiya H.
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Using intraoperative radiography to detect incomplete seating of Trident acetabular system ceramic liners
Iwai S, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Kuroda K, Fujita K, Tsuchiya H.
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Strict component positioning is necessary in hip resurfacing.
Kajino Y, Kabata T, Maeda T, Iwai S, Kuroda K, Fujita K, Tsuchiya H.
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Hyperostosis around the bilateral acetabulum associated with hypoparathyroidism.
Iwai S, Kabata T, Maeda T, Kajino Y, Ogawa K, Kuroda K, Tsuchiya H.
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Does degree of the pelvic deformity affect the accuracy of computed tomography-based hip navigation?
Kajino Y, Kabata T, Maeda T, Iwai S, Kuroda K, Tsuchiya H.
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Histological finding of atypical subtrochanteric fracture after long-term alendronate therapy.
Kajino Y, Kabata T, Watanabe K, Tsuchiya H.
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Osteonecrosis of the femoral head and glaucoma caused by topical corticosteroid application.
Kabata T, Shimanuki K, Shimanuki K, Tsuchiya H.
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Hemi-resurfacing versus total resurfacing for osteonecrosis of the femoral head.
Kabata T, Maeda T, Tanaka K, Yoshida H, Kajino Y, Horii T, Yagishita S, Tsuchiya H.
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A novel technique for impaction bone grafting in acetabular reconstruction of revision total hip arthroplasty using an ex vivo compaction device.
Akiyama H, Morishima T, Takemoto M, Yamamoto K, Otsuka H, Iwase T, Kabata T, Soeda T, Kawanabe K, Sato K, Nakamura T.
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Sakagoshi D, Kabata T, Umemoto Y, Sakamoto J, Tomita K.
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