金沢大学附属病院 整形外科

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学会記 39th SICOT OWC in Montreal, Canada

2018.10.17

第39回SICOT(International Society of Orthopaedic Surgery and Traumatology)Orthopaedic World Congress

 腫瘍班の樋口です。2018年10月10日から13日にかけてカナダのモントリオールで開催された,第39回SICOT(International Society of Orthopaedic Surgery and Traumatology)Orthopaedic World Congressに土屋弘行教授、山本憲男先生、林克洋先生、松原秀憲先生、木村浩明先生と樋口で参加しました。

土屋教授が招待講演2つ、うち1つを松原先生がご発表されました。林先生と木村先生が口演1つずつ、樋口がポスターを1分間で発表するjust a minute presentationを発表しました。また、山本先生と松原先生が1つずつ、樋口が2つ、ポスターの演題登録もありましたが、今回は全てE-posterで、紙ポスターがなく、ポスターを機内に忘れたり、背伸びをしながら外国の画びょうに親指を痛めつけられたりという、恒例のお騒ぎはありませんでした。(そのせいか、プログラムに参加2500人以上と書いてあるわりには、参加者が少なく感じました。)また、今回、Young orthopaedic surgeonに与えられるLester Lowe SICOT Awardsという賞を頂いたのですが、帰りの便の日にちを一日間違うという大失態のため、木村先生に代理で閉会式に出ていただきました。本当に申し訳ございませんでした。
 SICOTは3回目ですが、世界中(110か国以上。もはやオリンピック。)から集まるSICOTならではの発表については、前回までと異口同音です。今回は、2日目にしか腫瘍セッションがなく、感染のセッションを聞く機会がありました。その中の一つ「腫瘍用プロステーシスの感染&最新の結核感染(世界からのUpdate)」という「美女&野獣」はたまた「プリン&醤油」みたいな(ちなみにウニの味です。)、ちぐはぐな組み合わせのセッションでは、インド人の先生からの腫瘍用インプラントに結核が感染した時はどうするか?というファンキーな質問に対し、重鎮Capanna教授が、イタリアでは経験がない!と答え、さらにそれに、インドでは結核感染はVery commonだ!と反撃していました。(このやりとりを見て、今月、アジア環太平洋骨軟部腫瘍学会でインドを訪れていた、腫瘍班の先生にはしばらく近づかない方がいいのでは・・・という考えが脳裏に浮かびました。)

 さて、モントリオールはカナダ東側のアメリカ国境に近い場所です。ほとんどがフランス系カナダ人で共通語もフランス語です。そんな北米のパリとも評されるモントリオールの名物には、国旗になっているメープル(シロップ、バター、飴など)以外にもモントリオール式ベーグルなどが有名(らしい)ですが、それ以外に、レストランでひと際目についたのが、プティンと呼ばれるフレンチB級グルメでした。
ネットではカナダの若者に大人気となっていましたが、ただフライドポテトにチーズとグレイビー(肉汁)ソースをかけるだけの雑な料理(?)でした。味も予想通りで胃袋にダウンブローのように働きかけます。フライドポテトが好きな人には是非ですが、そうでもない人にはシェアがお薦めです。他にも、カナダと言えば、シルクドソレイユという共通認識かあるかはわかりませんが、ガラディナーでは、サーカス団(シルクドソレイユとは名乗りませんでした)によるショーが繰り広げられ、楽しい時間を過ごすことができました。

 SICOTに参加するたび、何かしら新しい発見に出会うことが出来ます。最後に、このような貴重な機会を与えて頂いた土屋教授をはじめ同門の先生方に感謝申し上げます。

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