金沢大学附属病院 整形外科

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学会記 12th APMSTS in Jaipur, India

2018.10.16

 腫瘍班の米澤宏隆です。2018年10月4日から3日間、インドのジャイプールで開催された第12回Asia Pacific Musculo Skeletal Tumor Society (APMSTS 2018)に参加させて頂きましたので報告させていただきます。

 今回は、前日の10月3日にIndian Musculo Skeletal Oncology SocietyによるPre conference workshopがあり、山本先生が同会で講演されることもあり、前日から参加させていただきました。基本的にはアジア、太平洋地域の腫瘍専門整形外科医が中心の会ですが、これらの地域以外でもイギリス、スペイン、アメリカ、アルゼンチンなどから数多くの著名な先生が集まり、骨軟部腫瘍に関して熱い議論がかわされました。総演題数は400で、うち採択されたのはoral presentationが63演題, printed posterが66演題でした。金沢大学の演題は、土屋教授が講演1演題、山本先生が2演題(口演2)、武内先生が3演題(口演2、ポスター1)、三輪先生が2演題(ポスター2)、青木先生が1演題(ポスター)、谷口先生が1演題(ポスター)、荒木先生が2演題(口演およびポスター)、小生が1演題(口演)の合計13演題でした。その中でも、三輪先生は、なんとBest Poster Presentation Awardを受賞されました!おめでとうございます!

 ジャイプールは首都デリーの南西約260kmに位置し、デリー空港で乗り継いで現地入りしました。学会場のホテルFairmontは空港からバスで45分の距離に位置しておりました。学会場は基本的に1会場のみで、まるで宮殿のような豪華な内装でした。正面にはとても大きなモニターが3つあり、真ん中がLive映像を投影(演者や質問者の顔にFocus)し、その両モニターにはスライドが上映される、という素晴らしい会場でした。初めて会場を目の当たりにしたときは、このような場所で発表するのかと胸の高鳴りを覚えました。

 山本先生をはじめ、同門の諸先生方は見事な発表をされ、あらためて金沢大学の存在感を示すことができたのではないかと思います。小生はというと初めての国際学会での口頭発表で緊張しており、口演後の質問がなかなか聞き取ることができず焦ってしまいました。しかしながら、隣にいらっしゃった埼玉医科大学国際医療センター今西淳悟先生に御助言をいただき、また練習してきた質疑応答を思い出しながら、なんとか乗り切ることができました。この場を借りて感謝申し上げます。

 学会の合間には学会主催の半日ツアーに参加することができました。多様な民族、言語、宗教、生物が入り交じるIndiaの世界を目の当たりにし衝撃を受けました。学会も然り、Presentationにも各国の多様性が垣間見え、アジアの“勢い、熱”を直に感じることができました。日本ではあまり行われていない治療法なども数多く拝見することができ、そして、次の国際学会に向けて一段とモチベーションが上がりました。今後も頑張りたいと思います。

 最後になりましたが、このような貴重な機会を与えて頂いた土屋教授をはじめ同門の先生方に感謝申し上げます。今回得られた経験を糧に、今後の診療や研究に生かして参りたいと思います。ありがとうございました。

 

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