金沢大学附属病院 整形外科

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学会記 EUROSPINE 2016

2016.10.24

EUROSPINE 2016

 

 脊椎班の米澤則隆です。2016年10月5日から7日にベルリンで開催されたEUROSPINE2016に参加させていただきました。今回、金沢大学からは加藤先生、吉岡先生、五十嵐先生、私の計4名で参加しました。
 加藤先生は甲状腺癌脊椎転移に対する根治的手術の成績ついて、腎癌脊椎転移に対するTESの成績についての2題、吉岡先生はTESのinstrument failureについて、五十嵐先生はTESの局所再発について、私は脊椎手術における静脈血栓塞栓症について発表いたしました。Euro Spineは非常に採択率が低く、今回は1000以上のAbstractの中から、口演で選ばれたのはたったの161演題でした。3人のreviewerがblindで評価し、通常のoral presentationが87演題(加藤先生、吉岡先生)、Quick Fire presentation(3分のmini oral)が74演題(加藤先生、五十嵐先生、米澤)という結果でした。非常に狭き門であることに驚愕したとともに、貴重な発表を経験させて頂くことができ光栄でした。また金沢大学から5演題も発表するというのは素晴らしいことだと感じました。学会では各国から発信される世界レベルの様々な演題や企業展示を目の当たりにすることができ、非常に刺激的でした。

 今回の小生の発表ですが、発表自体は特に問題なく終了しましたが、質疑応答の時間となり、座長の先生が非常に丁寧な英語で質問して頂き、なんとか質問を理解することができたのですが、準備していた返答がうまく伝えることができず、後悔の念を感じ、英語力のなさを改めて痛感しました。
 今回2日目の学会終了後に、発表に来られた他の日本の大学の先生方と一緒に飲み会に参加し交流することができました。どの先生方も診療及び研究に対するエネルギーが溢れ、非常にギラギラしており、たくさんのエネルギーを頂きました。また他大学の同世代の先生方とも交流させて頂き、有意義な時間を過ごすことができました。 

  学会で学んだ後は、時差ボケ気味な体に鞭を打ち、ベルリンを堪能してきました。ドイツですが日本より肌寒い気候でした。市内の電車・地下鉄を乗り継いでフランデンブルグ門、ベルリンの壁、東西を行き来していたチェックポイント、アインシュタインが通ったとされるフンボルト大学、始祖鳥の化石(教科書でも有名な化石)~世界最大のブラキオザウルスの化石がある国立自然博物館に行って参りました。いずれも印象深く、特にベルリンの壁に関しては、当時の歴史を触れることができる非常に貴重な体験となりました。

 この経験を活かして、世界に向けて何かを発進できるようにこれからも日々の診療・研究に励んでいきたいと思います。このような貴重な機会を与えて頂いた土屋教授をはじめ、多くの同門の先生方に深く御礼を申し上げます。

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