金沢大学附属病院 整形外科

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学会記 2016 ISTA in Boston, USA

2016.10.12

2016 ISTA


 関節班の大森隆昭です。2016年10月5日から8日にボストンで開催された第29回 国際人工関節技術学会 (ISTA :Annual Congress of the International Society for Technology in Arthroplasty) に参加させていただきました。今回、金沢大学からは加畑先生、楫野先生、高木先生、私、小松市民病院からは多賀先生の計5名で参加しました。
 学会2日目に全員の口演があり、加畑先生はTHAの後方アプローチにおける脱臼率について、楫野先生はTHAのカップ設置における内包化について、多賀先生はヨードコーティングインプラントの骨誘導能について、高木先生はTKAのインサート形状の違いにおける動態解析について、私はTHAにおけるデュアルモビリティーカップの有用性について口演をいたしました。学会3日目には楫野先生がカスタムメイドインプラントについて口演をいたしました。学会はTHAとTKAのスライド発表会場が一つずつとposter 発表の小会場がいくつかのコンパクトな学会でしたが、ヨーロッパ・アメリカ・アジアなど広い地域から参加されており、質疑応答など活気があふれる学会でした。私自身が始めての海外での発表でしたが、予想された通り質問の受け答えで自分の英語力の無さを改めて実感させられる結果となりました。一方、論文でよく目にする先生と隣の席で演題を聞き世界での人工関節のトレンドを勉強できました。

 学会で学んだ後は、時差ボケ気味な体に鞭を打ち、アメリカンフードを堪能してきました。初日は1ポンドステーキに食らいつき、二日目はオイスターバーでカキをたらふく食しました。Native oyster (生ガキ)は日本で食べるよりも小ぶりな印象、flied oyster (カキフライ)は衣が少しwetな感じで食感が多少違いますが、さすがシーフードが人気ということもあり何個でも食べられるという感じでした。そして三日目は大阪大学の先生方も交えてロブスターを楽しみました。必至で殻から身を取り出す光景はカニと一緒ですね。他大学の先生方と交流できるのも学会の良いところです。

 観光としてボストンレッドソックスの球場に行ってきました。スタンドからベースまでの距離が日本の球場とは違い非常に近く、またレフトスタンドはグリーンモンスターと呼ばれる絶壁の壁で有名な球場です。あいにくチームは移動日で試合はなく、球場見学のみになってしまいましたが、次回はビールを片手に是非とも観戦したいものです。

 ボストンはヨーロッパの街並みと近代建築が入り混じった町で、ただその中を歩くだけでもわくわくさせてくれるような街でした。学会期間中は天候にも恵まれて本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。ここで得た経験を活かして、世界に向けて何かを発進できるようにこれからも日々の診療・研究に励んでいきたいと思います。このような貴重な機会を与えて頂いた土屋教授をはじめ、多くの同門の先生方に深く御礼を申し上げます。
 

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