金沢大学附属病院 整形外科

ホーム > 教室紹介 > 学会報告 > 学会記 2014 EFORT

学会記 2014 EFORT

2014.07.15

 関節班の井上大輔です。2014年6月4日から3日間、イギリスのロンドンで開催された第15回 EFORT(European Federation of National Associations of Orthopaedics and Traumatology)に参加させて頂きましたので報告いたします。イギリスは日本よりも涼しく、むしろ肌寒さが残る中での学会となりました。本学会は、ヨーロッパ・アジア諸国が一同に参加する非常に大規模な学会で、関節・腫瘍・外傷を主に議論する学会です。今回は、大学から加畑先生・楫野先生・長谷川先生・山本(崇)先生・私、金沢赤十字病院の前田先生、厚生連高岡病院の岩井先生、金沢医療センターの黒田先生、やわたメディカルセンターの藤田先生、福井済生会病院の下崎(研)先生で、総勢10人での参加となりました。
   
     
 
 総演題数は5500演題で、日本からの演題採用は175演題(全演題の4%)でした。当科からはoral 4題・poster7題の計11演題の採用となり、AAOSに次いで日本最多の演題採用となりました。
 私自身に関しては、初めての海外学会参加であり、その上oralでの発表であったため大変緊張しました。当初の予定では4演題毎に集団討論の予定でしたが、会場に着いてみると、演題毎に質疑応答が設けられました。いざ私の発表の番になると、発表自体はなんとか終えたものの、質疑応答ではnativeの英語が殆ど聞き取れず、加畑先生に答えていただくことになってしまいました。自分の英語力のなさに悔しい思いをしたと同時に反省すべき結果となり、また海外学会で発表する機会を得たときには、必ずリベンジしようと心に誓いました。私以外にoral発表をされた楫野先生・藤田先生・長谷川先生は、何ともスマートに質疑応答されていました。諸先輩方を見習い、英語でも対等に渡り合えるような訓練と準備が必要と痛感致しました。
 今回の学会で一番困ったのが、学会参加の一番初めに行うregistrationです。会場に着くと、早朝にも関わらず大名行列を彷彿とさせる大行列になっており、やむなく2時間以上並びregistrationの順番を待つはめになりました。 しかしながら、時間が経つにつれ、どんどんregistrationの機械が故障し(日本ではすぐ修復措置を取ると思うのですが、壊れたまま放置するあたりが何とも外国人らしい)、なんと我々の出番になった途端に・・・全ての機械が故障しました。翌日には無事機械が修復されており、registrationが何とか可能となり、事なきを得ましたが、機械が壊れたままだったら、どうするつもりだったのでしょうか・・・。
   
     
 
 学会の合間には、地下鉄を利用して普段写真でしか見たことがない大英博物館・ビッグベン・グリニッジなど、世界的に有名な観光地に赴きました。大英博物館ではミイラの死体膝が展示されていました(なんとOA膝)。また食べ物では、イギリスではおなじみのfish and chipsをロンドンで最も歴史のある老舗で味わいました。出発前にfish and chipsについて調べていましたが、前評判通り味はイマイチでした。いかに日本食のクオリティが高いかを再認識させられました。
 
     
 
 今回、このような発表の機会を与えていただき、土屋教授はじめ同門会および教室の先生方に大変感謝しております。今回海外学会に参加して、確かな英語力を身につけて対等に外国人とdiscussionできるようにならなければならないという思いが一層強くなり、今後の発表に生かしていこうと思いました。
     
     
 

← 一覧ページへ